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勉強のやる気はどうやって出す?

勉強のやる気を出す方法を知りたくて、このページにやってきたのですね。大丈夫です。誰でも脳内に「やる気スイッチ」を持っています。そのスイッチの入れ方を知っているか、知らないかの違いだけです。

 

多くの人が考えることは、勉強のやる気が出てから、学習を開始するという流れです。
やる気が出ないから勉強を開始できないんだ、と。それは、間違いではありません。しかし、その考え方で行くと、いつまでたっても「他人から励まされることを待つスタンス」になってしまいます。

 

たとえばネットでは、勉強のやる気が出る名言や格言、画像、イラスト、言葉、アプリ、ソフト、コピペ、本、曲や音楽、BGMなどを求めている人たちがいます。なにか自分を奮発させてくれるようなものを「外部に」求めているわけです。

 

しかし、そういったものに巡り合えればいいですが、なかなか勉強のやる気を引き出してくれるようなものには、すぐに出合えないものです。好きな先生、面白い先生に出会えれば勉強も好きになるのに、と思っても、なかなか難しいところがあります。

 

 


でも、そのような外部要因に頼らなくても、自分自身のなかに「やる気スイッチ」があるとしたら?そのスイッチを入れる方法を知ることが出来たら、べつに外部に頼る必要はありませんよね?

 

中学・高校受験や大学入試の勉強のやる気だけではなく、仕事やビジネス、習い事、スポーツなどにも通用する「モチベーションのスイッチの入れ方」があります。それは、まず行動を起こしてみるという、とても簡単なことです。

 

「なかなかやる気が出ないから、行動に移せないんだ」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。やる気というものは、人に背中を押してもらうか、自分で行動を起こすか、どちらかしかないのです。

 

脳の中央部には側坐核という部分があり、ここに「やる気のスイッチ」が存在しています。このスイッチが入れば、勉強のやる気が出ないなんてことで悩むこともなくなるわけです。

 

そのスイッチの入れ方が、まず行動を起こしてみるということなのです。小学生などの子供なら、親が褒めてあげることでやる気を引き出してあげれます。しかし中学生以上の人は、自分でやる気の出し方を覚えるほうがいいのではないでしょうか。

 

 


行動しているうちに、勉強のやる気が出てくる心理現象を、作業興奮といいます。
簡単な例でいうと、机の上を簡単に整理整頓していたら、エンジンがかかってきて、はじめはするつもりがなかった「部屋全体の掃除」にまで発展するようなケースです。

 

これは、「簡単な作業」をしているうちに、側坐核にある「やる気スイッチ」が入ったために、だんだん気持ちが高ぶってきたからです。行動を開始することによって、やる気が出てきた好例ですね。誰にでも経験があるのではないでしょうか?

 

勉強のやる気を出すさいにも、この「作業興奮」の原理が応用できます。
いきなり前回に終わった箇所から始めるのでは、ハードルが高い場合があります。そこで、とりあえず教科書を手に取ってみる。

 

まずは教科書を手に取るだけでいいのです。
そして表紙や裏表紙を眺めてみます。さらに、ぺらぺらとめくってみます。目に付いたイラストや図をながめてみます。そうやって、とりあえず行動を起こしていきます。

 

だんだんエンジンがかかってきたら、適当な箇所を開いて、いきなり適当な箇所を読み始めてみます。このようにして、とにかく教科書や受験参考書、専門書などに触れるのです。そうしているうちに勉強へのやる気が出てくるので、その段階で、前回からの続きを始めればよいのです。

 

この作業興奮のテクニックのポイントは、いきなり教科書を手に取るところにあります。やる気が出てから、教科書を手に取るといっていたら、いつまでたっても勉強を開始できません。堂々巡りになってしまいます。

 

ですから、最初の一歩は自分に勝つ必要があります。
小さな勇気が必要です。でもこの方法は、障壁が低いところから入りますので、あなたにも必ずできるはずです。

 

すぐさま教科書を手に取るためには、机の引き出しのなかや鞄のなかに入れておかないことです。いつもテレビやゲームにかじりついていて、どうしても離れられない、と悩んでいるのなら、腰かけているソファーの前のテーブルの端にでもテキストを置いておくのです。そしてCMに入った時などに、パッと手に取ればよいのです。

 

 


以上が勉強のやる気を出す方法のコツです。
この方法のいいところは、なんども教科書を手にとっているうちに、苦手科目に親近感がわいてくる点です。

 

はじめは嫌いだった人でも、ひんぱんに接しているうちに親近感がわいてきて、やがて友達や恋人として好きになることがあります。これを単純近接効果(カリギュラ効果)といいます。苦手科目だからといって、避けていては、ますます苦手意識が高まるだけです。

 

そうではなく、教科書の表紙を眺めるだけでも、ぺらぺらとページをめくるだけでもいいので、とりあえずその場で教科書を手に取ってみる。まず行動ありきです。ただし、その行動は小さな一歩でいいのです。そうすればやる気スイッチが入ってきて、徐々に気分が高まってくるのですから・・・。これこそが自力で、勉強のやる気を出す方法であり、苦手科目の克服法なのです。

 

 

 

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【追記】小学生や中学生までは勉強が好きだったのに、高校生になってから勉強のやる気が出ないと悩んでいる人がいるかもしれません。たしかに勉強内容が難しくなったかもしれないけど、思い当たる節もない・・・。そういった場合は、勉強方法を見直すときに来ているのかもしれません。中学生くらいまでは、丸暗記が得意な年代です。脳が知識記憶主体の構造になっているからです。しかし高校生くらいになると、脳の作りが変化し、エピソード記憶が得意になってきます。丸暗記するよりも、論理的に思考することが得意な脳に変わっていく・・・。ちょうどその節目に当たっている年代が高1あたりなのです。
それなのに依然として、丸暗記するような記憶の仕方をしていたら、思ったように成績が上がらずに勉強嫌いになる可能性があります。その場合は、丸暗記はやめて、まずは概要の理解から入るようにするとよいでしょう。英語なら英文を丸ごと理解する。日本史や世界史なら、時代の流れの把握につとめるといった具合です。
 


 
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